傾聴する姿勢 共感と受容と

2026年10月20日

皆様こんにちは。キャリアコンサルタントの中園久美子です。
前回は「一致」についてお伝えしました。

この「一致」は意外と難しい。なぜなら人間の心の中には相矛盾するものがいつも交錯している。だから人は悩み苦しむと言えるからです。
その不一致を抱えながらも、CLの前では一致状態でいることが求められる。だから難しいのでしょうね。

■共感する姿勢

さて、今日は「共感」について考えてみたいと思います。最近はよく聞かれるようになった「共感」。共に感じる、感じようとする姿勢ということですが、具体的にどういう姿勢のことなのでしょうか。

例えば、CLの「辛いんです」と言った言葉に対し「そのような状況はとても辛いですよねえ」といった応答だと、CLは少しは共感されてると感じることでしょう。ただ、それだけでは本当に共感してくれてるとは感じません。なぜなら、表面的な言葉のやりとりにすぎないからです。

そこで出てくるのが先ほどの「一致」。キャリアコンサルタントのあなたが、「本当にそれは辛いなあ」としみじみ感じるには、もっともっとCLの話を聴く必要があります。とことんお話を聴いて、味わったうえで「確かに。そんな状況だと、辛くなるのも無理はないなあ」と思えるまで、まずは話を聴いてあげて欲しいのです。

■受容する姿勢

続いて、「受容」の姿勢です。これもまた簡単なようで難しい。先ほどの「辛いです」と言われたことは受容できても真逆の発言ではどうでしょうか。

例えばCLが「私なんて全然だめです」と発話したとき、うっかり「そんなことないですよ」と励ましたことはないでしょうか。これは、CLの「全然ダメな私」と捉えている発言を、大げさに言えば否定していることになります。

CLは「自分はダメな人間だ」と言っているのだから、それを受けとめなければ、CLはダメじゃない自分に、CL自身が目を向けることはできないのです。

あなただったら、どんな態度や姿勢、セリフで受容しますか。
ぜひ、考えてみてくださいね。

今日はここまでです(^^♪

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