「関わり力」を身につけよう

2020年05月16日

皆様こんにちは!キャリアコンサルタントの中園久美子です。今週は家庭の中での関わり力についてお話をしてきましたがいかがだったでしょうか。

■「関わり力」とはなにか

普段私たちは、誰かと関わるときそこに意図をもって関わります。
お願い、反抗、不満、忖度、けん制、マウント、友好、信頼、共感、愛情、・・・

さまざまな私たちの意図をもって関わるわけですが、相手が私たちの意図をそのまま受け止めてくれるとは限りません。なぜなら、私たちは同じことをしても違うように受け止めてしまうことがよくあるからです。

そのようなすれ違いをうまないためにも、「関わり力」とはなにかを考えて相手と丁寧に関わることがこれからの時代、とても重要になってきます。

■4つのポイントを整理する

「関わり力」と銘打っていますが、普段から人間関係にトラブルがなく、とても有効的な関係を築いておられる方は、もうすでに身につけているので問題ないでしょう。

人間関係がうまくいかないとき、相手のせいにしたり、自分は悪くないと思っている人は、今一度ご自分の関わり方が相手にどのように伝わっているのかを考えてみると、解決の糸口が見えてくるかもしれませんね。

「関わり力」は「見守り力」「受け入れ力」「聴き出し力」「励まし力」の4つで構成されています。全部を一気にやろうとするととても大変です。自分の得意な分野から、あるいは苦手な分野だけをマスターするのもいいかもしれませんね。

■社内報で掲載されました


この「関わり力」ですが、特に上司と部下の関係をよりよくするためにはとても効果的です。

実は、北九州市内のある企業の社内報でも取り上げられました。
上司と部下の価値観のギャップは、どこの会社でもよくあるもの。上司と部下の人間関係が円滑になることで、労働生産性も向上するし、離職率も低下するのではないでしょうか。

日本の労働人口は減少の一途をたどっています。やる気のない部下もやる気さえでれば貴重な会社の人材になります。大人しい部下も数年たてば頼りがいがでてくるのではないでしょうか。

そのような大切な部下と円滑なコミュニケーションを築くためにも「関わり力」を身につけてみませんか。

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