テレワーク対策③記録する

2020年05月02日

皆様こんにちは!キャリアコンサルタントの中園久美子です。

テレワーク対策に必要な3つのポイントのうち、本日は3つめの「記録する」です。

■やることリストを作る

テレワークは、自分の時間をいかに上手に効率よくマネジメントすることが大切です。そのためにも、仕事の最初に「やることリスト」を作成することが、仕事を効率よくこなすためのスイッチングにもなります。

そのリストも、できれば大変な仕事を午前中に、じっくり考える仕事を午後に、というように順番も少し意識しながらリストを作るとよりよいでしょう。リストにはやることだけでなく、どれくらい時間がかかるのかも書いておくと、より労働生産性がアップしそうですね。

■できたらチェック

やることリストができたらチェックします。チェックマークをいれるのもいいし、マーカーでなぞるのもいいですね。よく、線を引いてしまう人がいますが、もちろんそれでもいいのですが、自分がこなした仕事を残しておく、ここでは「記録する」が大切ですので、線を引いて消すのではなく、むしろ丸で囲むといった風に、やったことを肯定するような印をつけるといいですね。

私は、やることリストによくある□を書いて、そこにチェックをいれたり、マーカーで塗りつぶしたりしています。

あっ、そもそもやることリストは、メモ帳に書くのではなく、デイリー手帳に毎日書いています。だから、やることリスト=やったことリストとなり、自動的に記録することになります。

残念ながら、やれなかったことはそのまま残ります。これはとても心残り。手帳にも残るので、次の日のやることリストに再度書き込みます。

■小さなことも書く

仕事だけでなく、「昼ご飯を作った」「野菜も食べた」「おはようと家族に言った」なんて些細なことも書き込むといいでしょう。そうすることで、自分は今日一日、精いっぱい頑張ったという証が記録されますから。

ポイントは、質より量、小さなことをたくさん書く、です。

こうすることで、自分がどんなことをしてきたのか一目瞭然だからです。

いずれにしても、テレワークをするにあたり大切なことは、自分で自分の時間をマネジメントすること。孤独にならないこと。自分のするべきことを見失わないように、自分をコントロールしていくことが大切です。

日々、刻々と状況が変化し、コロナ禍も長期戦になりそうな予感ですが、目の前の状況に柔軟に対応しながら、今できることをひとつひとつこなしていきましょう。

いつもあなたを応援しています。