キャリアコンサルティング技能士試験の結果を考える

2018年03月23日

本日は、第19回2級キャリアコンサルティング技能士試験の結果と、第7回1級キャリアコンサルティング技能士試験の結果が発表されました。

皆様、結果はいかがだったでしょうか。

■2級技能士の結果からみえること

第18回 学科 59.84% 実技 13.58%
第19回 学科 51.68% 実技 15.03%

学科の合格率が少し下がっている分、実技の合格率は上がっていますね。

結果、晴れて技能士になられたかたは、第19回のほうが57名も多い。
ということはつまり、以前から言われているように「実技試験」を制した人が合格するということです。

■1級技能士の結果からみえること

第6回 学科 53.41% 実技 8.32%
第7回 学科 29.4%  実技 5.52%

学科の合格率がかなり下がっていますね。1級の場合は特に学科と実技を別々に受検される方が多いことを考えると、2級合格された方がまずは学科にチャレンジするといったところでしょうか。

ただ、実技は相変わらず難しい。昨年私が受験した時でさえ難しいと言われていたのに、さらに3%も下がっているという事実。キャリアコンサルタントの質が問われている気がします。


■実技試験で求められていること

試験の基準は「基本的態度」「関係構築」「問題把握」「具体的展開」この4つであることは今後も変わらないでしょう。

試験の直前で大事にしようとしていたことは、次の3つでした。

<1級の場合>

・事例相談者の痛みに寄り添う
・事例相談者が「どんな人で」「どんなことが問題で」「どんなことをやってきたけど」「何ができなくて」「どうしたかったのか」を把握する
・同業者として、そのような大変な場面でも頑張っている事例相談者に敬意を示しつつ、その方の強みを見つけ出し、自覚してもらう。


■実技試験で求められていないこと

よくあるのが、肩に力が入りすぎてしまい、キャリアコンサルティングの本質を見失ってしまっている人。

クライエントや事例相談者を向いておらず、自分がどうかばかり気にしている人。

自分が決めた型から抜け切れず、周りのアドバイスやなにより目の前のクライエントの話を聴けていない人

上から目線の人、へりくだりすぎの人、キャリアコンサルタントの自覚が持てていない人、緊張しすぎてパフォーマンスが発揮できていない人


私たちはいったい何を目指しているのか

その試験の結果は、自分に何を悟らせようとしているのか


まずはひとりの時間をつくって自問自答からはじめてみませんか


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