マイナビ転職フェアにいってきました

2022年06月20日

皆さまこんにちは!キャリアコンサルタントの中園久美子です。
昨日は、北九州で開催された「マイナビ転職フェア」にて、応募書類の添削を行ってきましたよ。

■転職フェアは大盛況

この日の北九州は朝から蒸し暑いお天気でした。転職フェアに出展された企業は、地場の大手企業や自治体など多方面からの出展が多いように感じました。

職種も営業、事務、気化器設計、資材調達、施工管理業務と多種多様。公務員としてのお仕事もあり、地方へIターンを希望されている人には、大変興味深い内容だと感じました。

■一番のお悩みとは

この日はひっきりなしに応募書類の添削のご要望がありました。どちらかというと履歴書ではなく職務経歴書をどのように書けばよいかというご相談でした。それもそのはず、履歴書はある一定のフォーマットに従って書けばよいのですが、職務経歴書はフリーフォーマットです。インターネットで調べると様々なフォーマットがあり、どのフォーマットをベースに書いてよいかもわかりません。

また、転職を希望しているものの、具体的にどのような職種にいきたいのか、自分でもよくわからないという方もいらっしゃいます。

応募書類からおひとりおひとりのこれまでの人生が伝わってきます。だからこそ、これから先の人生、その人にとってよりよい人生になるように願わずにはいられないのです。

■応募書類はこう書く

さて、では具体的にどのようなアドバイスが多かったのか少しだけお伝えしようと思います。

「何を書くのか」
職務経歴書に時系列にやってきたことを書いている方がいらっしゃいます。もちろん職務経歴書なのでその通りなのですが、それは何のためにそのご経験を書いているのでしょうか。これまでのご経験のなかでも何をアピールするのか、そこを考えることが受かる書類にするポイントのひとつです。

「どのように書くのか」
やってきたことだけを書いている方もいらっしゃいます。それだけだと、あなたらしさは伝わりません。やってきたことは会社から指示を受けて行ってきたことです。でも、そのとき、どんな心がけでその仕事をしてきたでしょうか。いろいろな思いがあったのではないでしょうか。その思いは同じ仕事をしたとしても人によって違います。ぜひ、ご自身の仕事に対する心がけを書いてほしいと思いました。

「強みをどう見せるのか」
自己PRを書いておられる方がいらっしゃいます。自己PRはしっかり書いてほしいところです。ただ、次の会社でどのように生かすか書いているでしょうか。まだ採用になっていない段階で、どのように生かすのか書きづらいかもしれません。想像力を働かせながら書いてみませんか。その一言を書き添えるだけで、あなたの意欲が伝わりますよ。