セルフ・キャリアドックのスケジュール

2020年07月30日

皆様こんにちは!キャリアコンサルタントの中園久美子です。梅雨が明けたと思ったら、びっくりするほど蒸し暑くなりましたね~。今日はセルフ・キャリアドックはどのようなスケジュールで運用していくかについてお話しようと思います。

■全体のスケジュール

まずは、企業のセルフ・キャリアドックご担当者とお打ち合わせをさせていただき、セルフ・キャリアドックの目的や対象者について洗い出しを行います。業務のスケジュールなどをお聞きしながら、当該対象者の業務に支障のないスケジュールを組んでいきます。

社内周知の方法や経営者へのご説明なども実施前に済ませておきます。

■キャリアコンサルティングのスケジュール

対象者にはキャリアコンサルティングの目的と実施概要についてはお知らせしますが、キャリアコンサルティングをするのにジョブカードを事前に書いていただく必要があります。そのため、このジョブカードについてのご説明や記入の促進研修など、必要があれば事前に行います。

初回は50分、2回目以降は場合によっては30分程度で終了してもよいでしょう。一回の時間を長くとるよりは、回数を多くとるほうが効果的です。

理想は1か月に1回、それが難しい場合は少なくとも3か月に1回実施するとよいでしょう。

また、定期的な開催以外にも、イレギュラー対応ができることをアナウンスすることで、従業員の不測の事態を未然に防ぐことができます。

キャリア形成支援だけでなく、パワハラ防止、メンタル不調の改善といったことにも役立ちます。

■キャリア研修のスケジュール

初回のキャリアコンサルティングの実施後に、目的に合わせたキャリア研修を実施することはとても効果的です。なぜなら、次のキャリアコンサルティングで研修の成果を個別に確認できるからです。

つまり、初回のキャリアコンサルティング実施後に、キャリア研修の日程を計画します。とはいえ、年間の業務スケジュールから研修ができる日をピックアップし、研修日を決定してからキャリアコンサルティングの実施日を決めてもいいですね。

いずれにしても、キャリアコンサルティングとキャリア研修を組み合わせることが大切です。

ご検討なさっているご担当者の方、ぜひ一度ご相談ください。ご相談は無料です。

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