いつだってプロセスの途中

2020年06月03日

ここ1ヶ月ほど、英語を学び直しております。でも今週末、スランプに陥りました。
「ああ、なかなか成果が出ないな...能力がないのかな」なんて言えるほど実は努力してもいないのですが、人間って本当に、せっかちな生き物ですよね(苦笑)

■言い訳と決別する

そんな時ため息を吐きながら読んだ『「1日30分」を続けなさい!』

勉強法に関する、非常に示唆に富む一冊なのですが、「「高卒だから」とか、「一流大学に行かなかったから」というのは、あまり人生では関係ない。大切なのは、学校を卒業してから、どれだけ勉強するかしないか。どれだけ自己教育を続けられるかどうか。」にハッとさせられました。

そうなると希望が湧いてくるのと同時に、自分の中の「学歴が」「時間が」「お金が」という「○○だからこう出来ない」あらゆる言い訳と決別する必要があります。

これは勉強に限らず言えることですが、少し先のヴィジョンを持ちつつ目の前のことを淡々と続ける力、歩み続ける力って、非常に大きな力、大きな結果につながる。

地味だけど実はこれしかないっていうくらいの、重要な何かだと思うのです。

■気持ちをリセットする

例えば「小説家になりたい」と言いながら、全く「書く」ことに日々向き合っていないとしたら、それはもう、「才能云々」以前の問題ですよね。

私なりに、この力を持ち続けるために心がけているのは、日々のリセットです。

生きていると「やった!」と調子に乗る時もあれば、「何もかもダメだ...」と暗澹たる気持ちに打ちのめされそうな時もありますよね。

思いきり喜んだり、凹んだりするのも大切だとは思います。それが人間なので。

でも、ひとしきりそういった感情が一段落したら「ま、こういう時もありますよ」みたいにさっとクールになって、仕切り直す。良いことも悪いことも後々考えると一時のこと。気づきにはしても、忘れたつもりでなるべく引きずらない。

■キャリアビジョンを見据える

今年は就活にもコロナ禍が様々な影響をもたらしていますが、さまざまなチャンスが失われ、予定の変更が余儀なくされている人がいることでしょう。本当に悔しくてたまらないですよね。

でも、少し先を見て、例えば5年後は、どうなっていたいですか?

今はルート変更を迫られているかもしれない。でも今から5年間、おそらくただの1回もチャンスがないということはあり得ない。

じゃあ、いざ「チャンス到来!」となった時、好機を逃さないために、何ができるか?
それは今目の前にあること、出来ることをわずかずつでも、コマを進めること。例えば、自己分析、やっているならもう一段深掘りするなど。

そんなクールさや強かさ、こんな時こそぜひ身につけて挑んでほしいと思います。