「働くママが輝くためのワークショップ」開催しました

2019年09月17日

■育休中のママは悩んでいる

本日は、「働くママが輝くためのワークショップ」を開催。3名の悩めるママさんがお子ちゃま連れで参加してくれましたよ。

子どもたちはとても良い子で、「泣く」「笑う」「乳をのむ」「寝る」を繰り広げてくれました。

そんななか、ママさんたちは久しぶりのワーク。最初は緊張していましたが、徐々に気持ちがほぐれたのか、育児中の不満や不安、愚痴や要望といったさまざまな意見が飛び交いました。

■育児休暇ではなく育児労働

育児は実は重労働だと、私は思うんです。妊娠や出産だけでも体に大きな負荷がかかります。産後うつという言葉もあるように、精神的にも大きな変化や負担がかかる。そのうえ、家事全般に初めての育児ともなると、これはもうのんびり休暇だなんて言っていられない。むしろ今までの仕事の方がラクだったかもと思うほど重労働だったりします。

とはいえ、育児を労働だなんていうと、「可愛い子どものために母親が犠牲になるのは当たり前」とか「育児が労働だなんて子どもが可愛くないんですか」みたいな感情論になる。

お話を聴くと、ママさんたちは一生懸命育児を頑張っている。子どものために自分の時間を犠牲にしています。そんな頑張っているママさんの話を聴いてあげて、「あなたは十分頑張っているよ」と言ってあげたら、どれだけ気持ちが救われることでしょう。

■企業側の大きな課題

育休からの復帰は、企業のサポートなしには実現できません。時代は人手不足。育休の女性はこれまで組織のなかで頑張ってきました。そして育児労働をこなしながらも、また貢献したいと戻ってきてくれます。そんな女性たちがもっと働きやすい環境を整えるのは、当然のこと。

新入社員を採用し育成し、同じ経験を積んでもらうためにかける費用と、育休ママさんの職場環境を整えるのとどっちがコストパフォーマンスに優れているでしょうか。

たとえ同じ費用がかかったとして、どちらがこれからの時代にマッチした対応でしょうか。

育休復帰の女性が輝ける職場こそが、これからの時代にフィットした成長する企業なのではないかと、私は思うのです。

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